2014/05/13
三重県津市の矯正歯科、津のまち矯正歯科です。
前回、咬合育成についてのお話をさせてもらいましたが、その治療内容や装置が一体どんなものなのか疑問に思われる方は多いと思います。
咬合育成では、お子さんのお口を型取りして作った取り外し可能な装置を使います。基本的に食事と歯磨き以外は就寝時も使うものが多いです。装置によっては就寝時だけ装着するものもあります。
長く使うと効果が上がりますが、使わないでいるとあまり効果を期待できません。
装置の使用は通常2年程度ですが、お口の状態や装用時間などにより更に長く使って頂く必要が出てくるケースもあります。
また、咬合育成で一旦はきれいに並んだ歯列が親知らずが生えることにより多少乱れることがあります。そういったケースでは永久歯列が完成したのちに仕上げの矯正治療が必要になることもあります。しかし咬合育成を事前にしておいたことで、その後の永久歯列の歯並びの乱れが生じても抜歯を必要とするケースは減ります。それは、咬合育成で可能な限りのスペースをあらかじめ作ってあるからです。
抜歯を希望されない矯正治療をお考えでしたら、早めの咬合育成をお薦めします。
副院長:佐藤佳見
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